基本機能
本製品は固形剤形用の8ポジションの錠剤溶出試験装置です。USP<711/724>、EP<2.9.3/4>、DAB、JP<15>に準拠しております。
ユーザーインターフェース
装置付属のタッチスクリーンから、錠剤の攪拌速度、撹拌機のリフト、および温度を制御することが出来ます。スクリーンに表示されるメニューから、装置を操作することが出来ます。また、装置のステータスも同様に表示されます。装置には必要に応じてパスワードを用いたセキュリティを適用することが出来ます。また、特定のテストパラメータをテストメソッドに入力してセットアップを高速化することも出来ます。
テストパラメータでは、攪拌速度、恒温水槽の目標温度、サンプリング時間などが設定でき、テストメソッドはほぼほぼ無制限に保存することが出来ます。テスト開始直後にスクリーンセーバーがアクティブになり、適宜お知らせが表示されます。
攪拌ツール
本装置はPharma Test MonoShaftTM設計を用いており、攪拌ツールはメインシャフトと交換可能なツールヘッド(アダプター)で構成されております。メインシャフトのホームポジションはツールヘッドに依存せず、ドラムの底から各ツールの距離が等しくなります。各撹拌機は、容器の取り外しの為、簡単に持ち上げることが出来ます。
ベッセルのセンタリングシステム
各ベッセルは、センタリングシステムによって固定されます。ベッセルのカバーからツールを挿入することが可能です。各USPホウケイ酸ガラスベッセルは、フランジ上部にバッチコードがあり、恒温水槽カバー内に配置することが出来ます。
リフト機構
撹拌機のリフトは電動制御されており、使用される攪拌ツールの種類に応じて上部の洗浄位置および装置の設置条件と下部の稼働位置を指定することが出来ます。上部の位置を変更することで、攪拌ツールとベッセルの位置を変更することが出来ます。
リフト機構は液相の中央に配置されており、ツールシャフトを常に水平に保つことが出来ます。
