基本機能

WHTシリーズは、全自動の錠剤測定装置です。本装置では、錠剤の直径・厚み・硬度・重量を測定することが出来ます。また、測定モードには等圧モードおよび等速モードの2種類を用意しており、任意に変化させることが出来ます。更に、賦形剤やカプセル用に特別なフラップ機構を採用することで、錠剤の形状に関わらず長径や硬度の測定を行うことが出来ます。

WHTシリーズはEP、USP薬局方に完全準拠しております。

WHT-4MJ (錠剤供給部内蔵型)

テスト手順

WHTシリーズのキーボードを使用して、錠剤の厚み・直径・硬度の公称値、およびバッチ番号を入力します。高速錠剤供給部に錠剤を投入し、テストを開始すると自動的にターンテーブルに錠剤が投入され、錠剤の厚み・直径・硬度・重量の測定を行います。それぞれのテスト結果は装置に表示された後、プリントアウトすることが出来ます。

錠剤を測定し終えると、テスト結果、日付と時間、装置のシリアルナンバー、錠剤のバッチ番号、結果の平均値と偏差がプリントアウトされます。また、割れた錠剤の破片と、割れていない錠剤は分別されて錠剤受けボックスに投入されます。

操作原理

高速錠剤供給部に錠剤を投入すると、振動によって1錠ずつターンテーブルに錠剤が自動投入され、毎分8 ~ 15錠の測定を行うことが出来ます。また、測定中の割込み計測機能があり、手動による錠剤の配置も可能です。装置のアクリルカバーには安全開閉機能が搭載されており、安全な操作が可能です。
各測定は外付けのPCを用いて操作し、あらかじめ登録された製品名、製品コード、質量・厚み・径・硬度の公称値、目標値、偏差に基づいて測定が行われます。また、測定した結果はプリントアウトすることが出来ます。

WHT-3MJ (錠剤供給部外部取り付け型)
フラップ部

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総合カタログ(崩壊試験・錠剤硬度試験・摩損度試験)
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WHT-4MJ(硬度・質量・錠厚・錠径連続測定装置)
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