
全自動錠剤測定装置 WHT-4MJ
錠剤供給装置一体型
丸錠・異形錠・カプセル等、錠剤の質量・錠厚・錠径・硬度を連続で測定する装置です。
- 供給装置も内蔵しているため、自動で錠剤が供給されます(錠剤供給装置一体型)
- 新型ターンテーブル機構(輪壁)でらくらくセッティング
概要
WHT-4MJ連続計測システムは、要求される測定条件に従って丸錠・異形錠・カプセルの質量・錠厚・錠径・硬度の4項目の試験を連続して計測できるシステムです。 錠剤を供給装置に最大20バッチセットすることができ、自動錠剤供給部からターンテーブルへ無調整の独自の方法で高速供給されるワンタッチセッティングが可能です。 丸錠はもちろん異形錠やカプセル用として特別なフラップ機構を採用し、正しい長さ方向に整列させることで、錠剤の形状に関係なく長径や硬度の測定ができます。
すべての制御は、外付けのパーソナルコンピューターによる日本語プログラムで行います。 予め登録された製品名、製品コード、質量・錠厚・錠径・硬度の各測定錠数、目標値、公差範囲等に基づいて測定されます。 測定結果は、ハードディスクに保存されると同時にプリントアウトされます。Part11対応(オプション)

写真に見られる硬度測定部のフラップが浅いV字の底部を形成する事により正しい測定方向(長径方向)に錠剤を導きます。
これにより、オブロング錠の様な特殊形状の錠剤に威力を発揮します。また、錠剤受ボックスが2重構造になっているため、硬度を測定し破壊されたサンプルと硬度を測定しないサンプルは、分別して回収することができます。
硬度測定時の測定方式は、
・等圧モード(5N〜50N/sec)
・等速モード(5mm〜55mm/min)
の2方式があります。
測定画面

高速錠剤供給部

- 錠剤供給部一体型
- 測定中の割込計測機能あり
- アクリルカバーは安全開閉機能付
- サンプルの正確な位置決めるユニークなフラップ機構
- 毎分8〜15錠の測定速度
- IQ、OQのドキュメント提出可能
- EP/USPに完全に準拠
WHT-4MJ連続計測システム 仕様
- 測定範囲
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質量 0.0001g〜20.0000g(メトラー製 ML54T型天秤) 錠厚 2.00mm〜15.00mm 錠径 2.00mm〜25.00mm 硬度 2.0N〜300.0N, 5.0N〜500.0N(オプション) - 測定精度
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質量 ±0.5mg 錠厚 ±0.03mm 錠径 ±0.03mm 硬度 ±3.0N(2.0N〜300N), ±5.0N(300N〜500N) - その他
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制御PC Windows型パーソナルコンピューター メモリー容量 RAM1.0GB以上 ハードディスク100GB以上 OS Windows 7/10 インターフェイス USB/RS-232C Dsub9pin(オス)×2 バッチ数 シングルバッチ(打錠機連動型)
1〜10(バッチ), 1〜12(バッチ), 1〜20(バッチ)収納容量 約100錠(25mm)〜約300錠(10mm)/バッチ バイブレーション速度 0〜9ステップ調整 電源 100V 50/60Hz 300W 消費電力 約150W 寸法 660(W)×475(H)×600(D)mm 重量 45kg
システム構成

本システムは、錠剤連続測定装置(WHT-4MJ)、制御コンピュータ、及びプリンターで構成されます。WHT-4MJとパソコンはUSBで接続します。 WHT-4MJは単独で作動しません。