2種類の気流可視化装置

弊社では2種類の気流可視化装置をご用意しております。

携帯型気流可視化装置

本装置は、クリーンルーム用の携帯型の気流監視システムです。低含有アルコール水と脱イオン水の混合液を噴霧して、対象区域の気流を確認することが出来ます。本体外装はアルミ製であり非常に軽量かつコンパクトな構成となっております。また、装置のスイッチを押している間のみ噴霧する為、配線の必要なく使用区域内に簡単に持ち運ぶことが出来ます。
加熱システムとシリンジタンクを内蔵しており、ウォームアップの必要が無く高濃度なフォグを長時間噴霧させることが出来ます。また、噴霧液には低含有アルコール水と脱イオン水の混合液を使用しており、無臭、無菌かつ残留物質が出ない為、テスト後の拭き取り作業の必要はありません。
付属のフォグの噴出ノズル (レイク)をキャンドル先端に接続することで、フォグの噴出範囲を変化させることが出来ます。
本装置は、ISO 14644-3 ANNEX B7に完全準拠しております。

主な使用例

  • バイオセーフティキャビネットの設置後および点検後の気流確認
    (テスト方法はEU 12469およびISO 12469に準拠する)
  • クリーンルームの設置後のリークテストおよびルーム内で用いる機器・荷物搬入後の気流確認
    (テスト方法はISO 14644-3に準拠する)

設置型気流可視化装置

本シリーズは、クリーンルーム用の設置型の気流監視システムです。超音波圧電方式を用いた脱イオン水フォグを放出するモデルと、液体窒素ガスと脱イオン水(WFI)の混合フォグを放出するモデルをご用意しております。放出されたフォグは10 m程度の視認性を持ち、クリーンルーム、医療室、ISO SUITE、バリアアイソレータなどの気流の確認を行うことが出来ます。装置のステータスは常時ディスプレイに表示され、タンク内の溶液の残量についても同様に表示されます。
本装置は、ISO 14644-3 ANNEX B7、B12に完全準拠しております。

フォグ放出機能

本シリーズは脱イオン水のみ、もしくは脱イオン水(WFI)と液体窒素のみを蒸気化する為、非常に安全であり、テスト後の拭き取り作業の必要もありません。放出するフォグの量に応じてテストサイクルは任意に設定することが出来ます。放出されるフォグは10 m程度の視認性があります。

主な使用例

  • クリーンルームの設置後のリークテストおよびルーム内で用いる機器・荷物搬入後の気流確認
    (テスト方法はISO 14644-3に準拠する)

AFM 35のオプション/アクセサリについてはこちらからご覧ください。

AP 32のオプション/アクセサリについてはこちらからご覧ください。

資料ダウンロード

気流可視化装置
選択